ソースネクストが15日発表した2024年3月期の連結決算は、最終損益が21億円の赤字(前の期は23億円の赤字)だった。携帯翻訳端末「ポケトーク」の国内販売が伸びて売上高は増加したものの、人件費や直販サイトの新たなシステムへの移行にともなう業務委託などの費用がかさんだ。
売上高は前の期比10%増の113億円だった。訪日外国人(インバウンド)の需要が拡大し、ポケトークの販売台数が伸びた。営業損益は22億円の赤字(前の期は25億円の赤字)だった。「事業環境の不透明な状況が続く。精度の高い業績予想の算定が困難」といい、25年3月期通期の連結業績予想は非開示とした。
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