北朝鮮は「国防5か年計画」に基づいて、去年11月に初めて打ち上げに成功したとする軍事偵察衛星「マルリギョン(万里鏡)1号」に続き、ことし追加で3基打ち上げる計画を明らかにしています。

これに関連して韓国の通信社、連合ニュースは14日、韓国政府関係者の話として北朝鮮北西部の「ソヘ(西海)衛星発射場」のあるトンチャンリ(東倉里)の施設の状況から「準備作業を事実上終えた」と伝えました。

北朝鮮ではキム・ジョンウン(金正恩)総書記の祖父、キム・イルソン(金日成)主席の誕生日を15日に控えていて、連合ニュースは「今月予定されている北の主要な政治日程に打ち上げを合わせる可能性が大きい」との政府関係者の話も報じています。

北朝鮮による打ち上げについて、韓国のシン・ウォンシク(申源●)国防相は4月中旬にも行われる可能性があるとの見方をこれまでに示していて、韓国軍はアメリカ軍とともに、警戒と監視を続けています。

※(申源●)の●は「さんずい」に「是」。

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