韓国の高速道路で、居眠り運転の車がガードレールに正面から突っ込み、大破する瞬間を、後続車のドライブレコーダーが捉えていた。
映像には、白い車が一切スピードを緩めずガードレールに衝突し、衝撃で車が道路をふさぐようにひっくり返る様子が映っていた。車の中には、誰かの足とみられるものが動いているのが見える。
一刻も早く救助しなければならない状況で駆け寄ったのは、たまたまこの事故を目撃していた警察官だった。車の中を確認すると、2人が車内に閉じ込められ、抜け出せなくなっていた。
警察官はすぐさま自分の車に戻り、備えていた非常用ハンマーを取り出すと、事故を起こした車の窓ガラスを破壊し、2人を無事救出することに成功した。
このあと、警察官は2次被害を防ぐため、事故で飛び散った車の破片を片付け、救急隊が到着し、けが人が救急車に乗り込むまで交通整理を行ったという。
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