ウクライナのゼレンスキー大統領がロシア軍との激しい戦闘が続く東部のハルキウ州を視察し、兵士らを激励した。
ゼレンスキー大統領は16日、ハルキウ州を訪れ軍総司令官らから戦況の報告を受けたほか、前線で戦う部隊を激励した。
ゼレンスキー大統領は自身のSNSで「状況はおおむね制御されているが、兵士に多大な損害が出ている」と明かし、「依然として困難な状況が続いている」としている。
ロシアと国境を接するハルキウ州では、越境したロシア軍との激しい戦闘が1週間近く続いている。
地元当局によると、16日までに8000人以上の住民が避難した。
ロシア国防省は16日までに、国境地帯の12の集落を制圧したと主張。
現在はハルキウ州の州都で、ウクライナ第二の都市、ハルキウ市まで約35kmの距離にある集落の制圧を目指しているとしている。
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