イスラエル軍の攻撃で犠牲者が出たパレスチナ自治区ガザ中部で抱き合う女性たち=11日(ゲッティ=共同)
【カイロ共同】アラブ連盟は16日、バーレーンの首都マナマで首脳会議を開き、パレスチナ自治区ガザでイスラム組織ハマスと戦闘を続けるイスラエルに対し、攻撃の即時停止と軍の撤収を要求する声明を採択した。パレスチナ国家樹立による「2国家共存」への支持を確認。国家樹立まではガザを含むパレスチナに国連の平和維持部隊を展開するよう求めた。 声明は、イスラエルが戦闘休止と人質解放を巡る間接交渉を「妨害している」と主張。国際社会の警告や人道への影響を顧みず、ガザ最南部ラファで軍事作戦を拡大していると強く非難した。間接交渉は、加盟国のエジプトとカタールが仲介している。 連盟には21カ国とPLOが加盟する。
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