暴動が続いている南太平洋のフランス領・ニューカレドニアから、日本人4人が出国し、オーストラリアに着いた。

外務省によると、ニューカレドニアから出国を希望していた日本人4人が、オーストラリア政府の支援を受けて21日、航空機でオーストラリアのブリスベンに到着した。

4人にけがはないという。

現地には、旅行客など短期滞在者約50人を含む300人ほどの日本人が滞在していて、外務省は本人の希望にあうよう対応することにしている。

こうした中、フランスのマクロン大統領は、事態の沈静化をはかるため、23日にも現地入りする予定。

フランス政府は警察や憲兵隊などを追加派遣する予定で、混乱の収拾を急ぐことにしている。

今回の暴動は、フランスからの独立を求める地元住民らのデモが発端だった。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。