スペイン、ノルウェー、アイルランドの3カ国は、パレスチナを国家として承認することを決めたと発表した。

パレスチナ自治区ガザでイスラム組織ハマスとイスラエルの戦闘が続く中、スペインのサンチェス首相は22日、パレスチナの国家承認は地域の平和と安全を実現するための手段だとしたうえで、「言葉から行動に移す時が来た」と主張した。

また、ノルウェーのストーレ首相は「2カ国の共存なくして解決はありえない。パレスチナの国家樹立は、中東和平を達成するための前提条件だ」と述べました。

スペイン、ノルウェーに加え、アイルランドの3カ国は、いずれも28日にパレスチナを正式に国家承認するとしている。

一方、イスラエルのカッツ外相は「本日の決定は『テロは報われる』というメッセージを送るものだ」と反発し、ノルウェーとアイルランドにいる大使を引き上げさせると明らかにした。

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