【キーウ共同】日本の国際協力機構(JICA)は24日、ロシアに侵攻されているウクライナを支援するため、東部ハリコフ州の医療従事者が使う車両20台と超音波診断装置5台を同国保健省に引き渡した。ハリコフ州では今月、ロシア軍の攻勢が強まっており、死傷者が相次いでいる。  首都キーウ(キエフ)で24日、引き渡し式があり、松田邦紀駐ウクライナ大使は「ハリコフ州はロシアの侵略で最も影響を受けた地域の一つだ。市民と医療従事者への支援を続けていく。日本はウクライナをしっかり支える」と述べた。JICAウクライナ事務所の松永秀樹所長も参加した。


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