松江市出身の錦織圭選手が、全仏オープン1回戦に勝利。ケガからの完全復活を目指す中、3年ぶりの初戦突破です。
約2か月ぶりの公式戦となった全仏オープンの1回戦。世界ランク350位の錦織選手は、166位の選手をフルセットの末に破りました。これまでけがに苦しんできた錦織選手。第4セット終了後には腰の治療も受けましたが、4時間22分の死闘を制し、全仏オープンでは3年ぶりの初戦突破です。
長期の戦線離脱を乗り越え4大大会で白星をあげた錦織選手。2022年の単独インタビューの際には、実戦復帰をめざす胸の内を語っていました。
錦織圭選手:(2022年11月・東京)
「まだ今もどれくらいで戻れるかというのは、自分でも分からないところなので、なるべく早く戻りたいなとは思っていますけど」
福島睦アナウンサー:
心が折れそうになることはなかったですか。
錦織圭選手:
何回もありましたね。やっぱり、リハビリの日々が結構淡々と過ぎていくので、同じことの繰り返しというか。その中で戻れないときが一番つらいですね。
福島睦アナウンサー:
Qそれでも頑張れる理由というのは。
錦織圭選手:
やっぱり早くあの舞台に戻りたい。テニスがしたいなというのはまだまだ変わらずあるので。そこだけですね。その強い思いだけで、早く戻りたいなっていうところに向けてモチベーションを持って行っているので。
リハビリに耐え、ついに四大大会に帰ってきた元世界ランク4位の錦織選手。2回戦は29日以降に予定されています。
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