シンガポールのローレンス・ウォン副首相兼財務相(左)、リー・シェンロン首相

 【シンガポール共同】シンガポール首相府は15日、ローレンス・ウォン副首相兼財務相(51)が5月15日にリー・シェンロン首相(72)から首相職を引き継ぐと発表した。首相交代は約20年ぶり。1965年の独立から4代目の首相となる。  リー氏はフェイスブックの投稿で、指導者の交代の時期は重要だとした上で「(新指導部を)全面的に支援し、シンガポールの明るい未来を創造するようお願いする」と国民に呼びかけた。  リー氏は70歳までに首相職を譲るとしていたが、新型コロナウイルス禍などで計画が遅れていた。首相辞任後のリー氏の去就は明らかにしていない。


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