2009年11月、マレーシア・クアラルンプール近郊の裁判所を出る竹内真理子死刑囚

 【クアラルンプール共同】マレーシア連邦裁判所(最高裁)は29日、覚醒剤を大量に持ち込み、危険薬物法違反の罪で死刑判決が確定した竹内真理子死刑囚(50)を禁錮30年に減刑した。弁護士が明らかにした。マレーシア政府が特定の重大犯罪に死刑のみを適用する強制死刑制度を撤廃したため、竹内死刑囚が再審請求をしていた。  竹内死刑囚は青森県出身。2015年の確定判決によると、09年10月にアラブ首長国連邦(UAE)からクアラルンプール国際空港に到着した際、約3・5キロの覚醒剤を隠し持っていた。荷物の中身を知らなかったと主張したが「信用できない」と退けられていた。


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