【コンポンチナン共同】カンボジア軍は30日、中国軍との戦略的協力レベルを高める定例の合同軍事演習「ゴールデンドラゴン2024」を終えた。期間は約2週間で、今回新たに取り入れた海上演習には中国艦船が参加。安全保障分野で中国への傾斜が鮮明になった。6月上旬のオースティン米国防長官のカンボジア訪問を前に連携を誇示し、米側をけん制した。  両軍は30日、中部コンポンチナン近郊で、テロリストが山間部の建物に人質と立てこもったと想定して演習を実施し、軍の運用の一体化を深めた。上空には銃を装備したドローンが旋回。ライフル銃を備えたロボット犬の先導を受け、両国の部隊が煙幕を張って建物を急襲した。


鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。