ロシア軍がウクライナ東部ハリコフ攻撃で使用した北朝鮮製とみられるミサイルの残骸=1月(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】米国防総省傘下の国防情報局(DIA)は29日、ロシアが今年1月にウクライナ東部ハリコフへの攻撃に使った短距離弾道ミサイルは北朝鮮製だったとする分析結果を発表した。北朝鮮国営メディアが公開した製造工場の画像と、ウクライナ側が示した残骸の画像を突き合わせ判断した。  DIAによると、北朝鮮はロシアに300万発以上の砲弾を提供。ロシアは見返りに、国連安全保障理事会で北朝鮮への制裁に関連する決議案に拒否権を行使するなど外交的に支援していると指摘した。  ウクライナや国連安保理の専門家組織も既に、ロシアが北朝鮮製ミサイルを使っているとの見解を示している。


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