アメリカのトランプ前大統領は、不倫の口止め料を不正に処理した罪に問われた裁判で、有罪の評決が下されたことを受けて会見を行い、「不公平な裁判だ」として控訴する意向を明らかにした。

トランプ前大統領「非常に不公平な裁判だった。裁判の多くの間違いについて控訴するつもりだ」

5月31日の会見でトランプ氏は、自らの無罪をあらためて主張したのに加えて、裁判を担当した判事やバイデン大統領への批判を繰り返した。

一方で、トランプ氏は今回の評決を受けて行われた世論調査で支持率が6ポイント上がったことや、3000万ドル以上の献金があったことを明らかにし、支持者らにアピールした。

控訴手続きは、量刑が言い渡される予定の7月11日以降に行われるものとみられる。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。