フランス内務省は5月31日、2024年夏に開催されるパリ五輪のサッカーの試合に対する攻撃計画を阻止し、18歳のチェチェン人の男を拘束したと発表した。イスラム過激主義に影響されたものとしている。
男は、フランス中部サンテティエンヌのスタジアムで開催されるサッカーの試合中に攻撃を準備していた疑いがあり、男は観客や警察を襲撃して、自身は「殉教者」として死ぬことを望んでいたという。フランスメディアによると男の携帯電話からはスタジアムの動画が見つかった。
ダルマナン内相によると、男はスタジアムのセキュリティが厳しいため、周辺のカフェなどの客を襲おうとしたとみられている。
ただ男は、メッセージアプリでやりとりをしたことは認めたものの、現場の下見や襲撃計画については否認しているという。
フランス当局はイスラム過激派などによるテロへの警戒を強めていて、2017年以降、50件のテロ計画を阻止したとしている。
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