北朝鮮が韓国へ飛ばした汚物などをぶら下げた風船が約1000個確認され、韓国政府は対抗措置を取る構えだ。

北朝鮮は5月下旬に続き、6月1日夜、タバコの吸い殻などのごみをぶら下げた風船を韓国へ飛ばし、これまでにソウルなどで確認された数は約1000個にのぼっている。

韓国政府は2日、国家安全保障会議で「北朝鮮が耐えがたい措置に着手する」と発表し、北朝鮮の体制批判などを大音量で流す「宣伝放送」が再開される可能性がある。

一方、北朝鮮は2日夜に談話で、15トンのごみを散布したと明らかにし、韓国側にごみを回収する苦労を十分体験させたとして、一時的に中断すると発表した。

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