2日、大統領選の投票を終え親指を掲げるシェインバウム氏=メキシコ市(AP=共同)

 【メキシコ市共同】メキシコ大統領選が2日投開票され、現職ロペスオブラドール大統領の路線継承を掲げる左派与党、国家再生運動(MORENA)のシェインバウム前メキシコ市長(61)が当選を確実にした。地元メディアが伝えた。シェインバウム氏は3日、首都メキシコ市で演説し、「メキシコ初の女性大統領になる」と勝利を宣言した。10月1日に就任する。任期は6年。  2018年から政権を率いたロペスオブラドール氏は、年金の拡充や最低賃金の引き上げなどポピュリスト的政策を進めて高い支持率を維持。シェインバウム氏は路線継続を望む有権者の声を得票につなげた。


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