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イスラエル軍による激しい攻撃続く
イスラエル軍による激しい攻撃続く
イスラエル軍は5日、ガザ地区中部のブレイジとデルバラハで同時に軍事作戦を行っていると発表しました。
地上と地下にハマスの拠点があるとの情報に基づいて攻撃を加えていると主張していて複数の戦闘員を殺害したなどとしています。
一方、国際NGO、国境なき医師団は5日、ガザ地区中部では、前日からのイスラエル軍による激しい攻撃で少なくとも70人が死亡、300人以上がけがをし、死傷者の多くは女性や子どもだとしています。
犠牲者の増加に歯止めがきかない状態で、現地の保健当局は、これまでに3万6586人が死亡したと発表しました。
一方、アメリカのバイデン大統領が明らかにした6週間の停戦と人質解放を含む3段階からなる新たな提案をめぐり、ハマス側はイスラエルが恒久的な停戦とガザ地区からの軍の完全撤退を保証しないかぎり、合意には応じられないとの立場を示す一方、イスラエル側でも極右政党のベングビール国家治安相らが提案に反発しています。
こうした中、エルサレムでは5日、極右政党の支持者などが、イスラエルの国旗を掲げながら、パレスチナ人が多く暮らす東エルサレムに向かって行進し、パレスチナ人の排斥やガザ地区での軍事作戦の継続などを訴え、ベングビール国家治安相も参加しました。
ベングビール国家治安相らは、イスラエルが新たな提案に応じれば、連立政権からの離脱も示唆していて、ネタニヤフ首相がこうした強硬な世論にどう対応していくかも焦点になっています。
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