米インド太平洋軍のパパロ司令官

 【ワシントン共同】米インド太平洋軍のパパロ司令官は、中国が台湾に侵攻した場合、数千の無人兵器を台湾海峡に展開して「無人の地獄絵図」をつくり、米軍や同盟国が対応する時間を稼ぐとの考えを明らかにした。パパロ氏にインタビューしたワシントン・ポスト紙のコラムニスト、ジョシュ・ロジン氏が自身のコラムで10日、明らかにした。  パパロ氏は「(中国は)国際社会が一致した対応を取る前に、短期間の戦争を仕掛けたいと考えている」と分析。中国艦艇が台湾侵攻のため航行を始めたら「機密装備を投入して彼らを1カ月間完全にみじめな状態とし、その間に全ての準備を整える」と話した。


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