【臨汾共同】中国政府は14日、偽ブランド品の撲滅に向けた全国統一行動のイベントを山西省臨汾市で開いた。当局が押収した大量の偽ブランド品を専用施設で粉々にして廃棄処分する様子を公開。国内外の関係機関やメディアを招き、取り締まりに力を入れていることをアピールした。  中国ではインターネット通販の普及を背景に正規品の類似商標を付けた偽ブランド品が多数出回り、当局による対策が甘いとして国際社会で非難されている。  国家市場監督管理総局の柳軍副局長はイベントで講演し、総額約3億3千万元(約71億円)相当の靴や食品、化粧品などを押収し、廃棄したと表明。「消費者の合法的権利を守る」と訴えた。


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