14日に招集された南アフリカ議会で宣誓するラマポーザ大統領(左)=ケープタウン(ロイター=共同)

 【ナイロビ共同】5月29日投票の南アフリカ総選挙で1994年の民主化以来初めて過半数を割った名門与党、アフリカ民族会議(ANC)は14日、白人主体で親欧米の野党、民主同盟(DA)を含む複数の政党との連立政権樹立で最終合意した。国営放送が報じた。DAは下院(定数400)の副議長ポストを獲得、今後は連立内の政策協議や組閣が焦点。  大統領を選出する下院本会議が14日、招集された。2018年に就任したANCのラマポーザ大統領が再選出される見通し。  総選挙の得票率は19年の前回選挙の57・50%から40・18%に減り、議席数は159。DAは87議席を得ており、連立政権は過半数を大幅に上回る。


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