【カイロ共同】ヨルダン外務省は16日、イスラム教最大の聖地、サウジアラビア西部メッカで行われている大巡礼(ハッジ)で、ヨルダン人の巡礼者14人が死亡したと発表した。うち6人は熱中症が原因で15日に死亡したとしている。サウジは酷暑に見舞われており、不調を訴える巡礼者が相次いでいる。  サウジ気象当局によると、19日までの期間中の最高気温は48度まで達する見込み。16日には数千人が、気温上昇に伴う体調不良で手当てを受けたとの情報がある。  ハッジはイスラム教徒の五つの義務「五行」の一つ。サウジ巡礼省によると、今年のハッジには国内外から183万人が参加している。


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