台湾の次期副総統が2024年3月にチェコを訪問した際、中国大使館の関係者が尾行していたと台湾メディアが報じ、台湾外交部は6日、チェコ側に調査を求めたことを明らかにした。

台湾メディアなどによると、台湾の次期副総統を務める蕭美琴氏が3月17日からチェコを訪問し、その車列が空港から中心部に移動する際、1台の車が尾行したという。その車が交差点で事故を起こしかけたため、警察が調べたところ、中国大使館の車両であることがわかったという。

これを受け台湾外交部は6日、チェコ側に経緯などを調べるよう求め、チェコ側も「調査している」と表明したことを明らかにした。

5月に副総統に就任する蕭氏は2023年11月まで台湾のアメリカ代表を務めていて、中国は「台湾独立分子」だとして制裁の対象にしている。

(※画像は次期副総統の蕭美琴氏)

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