東欧のスロバキアで、大統領選の決選投票行われ、ウクライナへの軍事支援を停止した政権与党のペレグリニ元首相が当選した。
スロバキアの統計局によると、6日に行われた決選投票で、ペレグリニ氏が約53%を得票し、欧州諸国との協調を訴えていたコルチョク元外相を破って当選した。
スロバキアはウクライナの隣国で、2023年9月の総選挙でロシア寄りのフィツォ首相が勝利している。
大統領の権限は限定的だが、ペレグリニ氏の当選で、現政権によるロシア寄りの姿勢が一定の評価を受けたことになり、EU(ヨーロッパ連合)やNATO(北大西洋条約機構)の結束に乱れが出る可能性がある。
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