ロシアのウシャコフ大統領補佐官は2日、プーチン大統領が3日に中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席と会談すると記者団に述べた。カザフスタンで開く上海協力機構(SCO)首脳会議にあわせて習氏と会う。プーチン氏はトルコのエルドアン大統領らとも相次ぎ会談する見通しで、外交を活発化する。
SCO首脳会議は3〜4日の日程で開催される。プーチン氏は5月、通算5期目の任期入り後に最初の外遊先として中国・北京を訪問して習氏と会談した。中ロ首脳会談の開催はそれ以来となる。
プーチン氏は6月に北朝鮮・平壌を訪問し金正恩(キム・ジョンウン)総書記と首脳会談を開くなど外交攻勢を強めている。中ロ首脳会談ではウクライナを巡る問題やアジアの安全保障などへの言及に関心が集まりそうだ。
ウシャコフ氏によると、プーチン氏は3日にエルドアン氏のほか、アゼルバイジャンのアリエフ大統領、モンゴルのフレルスフ大統領とも会談する予定としている。
首脳会議の主要プログラムは4日に開催される予定。20を超える文書が署名されるとしている。
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