【ロンドン共同】英国で4日実施された下院総選挙で大敗した保守党は、トラス前首相や閣僚ら有力議員が相次いで落選した。当落線上の危機にあったスナク首相は議席を維持したものの、敗北の責任を取って5日に党首辞任の意向を表明するとみられている。党の再建を担う次期党首選びは難航が予想される。  BBC放送などによると、落選した閣僚はシャップス国防相やドネラン科学・革新・技術相、チョーク法相ら12人。保守党が労働党に大敗した1997年総選挙の際の7人を超え、過去最多となった。スナク氏の後任として有力視されていたモーダント下院院内総務も議席を失った。


鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。