5日、イランの首都テヘランの投票所で票を投じる人々(共同)

 【テヘラン共同】イランのライシ大統領が5月にヘリコプター事故で死亡したことに伴う大統領選の決選は6日、開票が始まった。対外融和路線を目指す改革派ペゼシュキアン元保健相と、欧米との対立を辞さない保守強硬派ジャリリ最高安全保障委員会元事務局長の争い。日本時間6日午後にも大勢が判明する見通し。  6月28日の第1回投票ではペゼシュキアン氏が得票率42・45%で首位、ジャリリ氏が38・61%の2位だった。いずれも過半数を得られず、決選投票になった。  第1回投票の投票率は約40%で過去最低。決選投票で投票率が上がれば改革派が有利になる。タスニム通信は決選投票の投票率は第1回を超えたと報じた。


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