岸田総理大臣は6日午後4時すぎからおよそ10分間、新たに就任したイギリスのスターマー首相と電話で会談しました。

岸田総理大臣は、就任への祝意を伝えたうえで「価値と原則を共有する両国のパートナーシップはかつてなく緊密で強固だ。日英関係をいっそう強化し、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・強化のため連携したい」と述べました。

これに対しスターマー首相は、先の天皇皇后両陛下のイギリスへのご訪問に触れつつ、岸田総理大臣と日英関係をいっそう緊密にしていきたいと応じました。

そして両首脳は、「欧州大西洋とインド太平洋の安全保障は不可分だ」として緊密に連携していくことで一致し、次期戦闘機の開発をはじめとした協力を進めていくことを確認しました。

さらに、G7=主要7か国での連携に加え、ウクライナや中東、東アジアなど地域情勢や、さまざまな国際課題をめぐっても意見を交わし、連携して対応していくことで一致しました。

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