新潟県市町村長の会が7月8日、林官房長のもとを訪れ北朝鮮による拉致問題の早期解決に向けた要望書を提出しました。

【新潟県市町村長の会 二階堂馨 会長】
「歴代の政府で最重要課題だと常にそう言っていただいて取り上げていただいておりますけれども、どうも言っている割には汗が見えないなというのが実感」

要望書では、北朝鮮政府に対し、拉致被害者の帰国を求める強いメッセージを発することなどを求めています。

【林官房長官】
「拉致問題は歴史上の事件では決してなく、まさに現在進行形の問題だと思っている」

こう話した上で、林官房長官は改めて帰国の実現へ全力で果断に取り組んでいくと話しました。

【新潟県市町村長の会 二階堂馨 会長】
「新潟県民としては、『いい加減にせぇや』というのが本音だと思う」

市町村会は被害者家族の高齢化など残された時間は少ないと強調。一刻も早い政府の行動を求めています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。