【ワシントン共同】米紙ウォールストリート・ジャーナル電子版は10日、米国がイスラエルへの供給をやめていた2種類の爆弾約3500発のうち、1種類について近く再開すると報じた。イスラエル軍のパレスチナ自治区ガザへの攻撃による民間人被害の増加を懸念するバイデン政権が輸送停止を5月に発表し、ネタニヤフ首相が反発していた。  再開するのは約3500発のうち約1700発の小型爆弾。数週間内にイスラエルに届く見通し。より威力が大きい爆弾は引き続き留め置く。  バイデン政権は、イスラエルがガザ最南部ラファへの侵攻計画を実行すれば民間人に大きな被害が出ると懸念。米政府高官は、威力の大きな爆弾がラファやその他の人口密集地で使われる可能性を引き続き心配していると説明した。


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