アメリカの首都ワシントンで開かれていたNATO(北大西洋条約機構)の首脳会議が11日、ウクライナへの支援の継続などで合意し、閉幕しました。

アメリカ・バイデン大統領は「確かなことは、ロシアがウクライナで成功するのを許せば、ウクライナで立ち止まることはないということだ」と述べ、首脳会議では、ウクライナに対する約7兆円規模の軍事支援の継続や、NATOの上級代表を首都キーウに置く首脳宣言が発表されました。

さらに、日本を含む26の国と機関が参加する新たな支援の枠組みである「ウクライナ・コンパクト」も創設されました。

一方、ウクライナが求めるNATO加盟については「不可逆的な道を歩むことを支援する」とされました。

しかし、具体的な加盟時期の目標は示すことができず、課題も残す形となりました。

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