ウクライナ軍が使う砲弾などを製造するドイツの大手防衛関連企業のトップを、ロシア政府が暗殺する計画をしていたとアメリカのCNNが報じました。

CNNは11日、ロシア政府が2024年、ドイツの大手防衛関連企業「ラインメタル」のパッペルガーCEOを暗殺する計画に乗り出していたことを、アメリカの情報機関が突き止めたと伝えました。

アメリカ側がドイツ側に情報を共有し、暗殺は阻止されたということです。

ロシア政府は、かねてからウクライナを支援するヨーロッパの防衛関連企業の幹部を暗殺する計画を複数立てていて、パッペルガーCEOに対する暗殺計画の実行は最も差し迫ったものだったということです。

「ラインメタル」はウクライナ軍が使用する155ミリ砲弾を製造しているほか、近くウクライナ国内に装甲車の製造工場を開設する予定だということで、ロシアが懸念していたと伝えています。

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