アメリカのトランプ前大統領の演説会場で7月13日、複数の発砲音があり、演説は中止され、トランプ氏は退避しました。

現地メディアは、トランプ氏が負傷した可能性を指摘しています。

トランプ氏は13日、激戦州のペンシルベニア州を訪問し、演説を行いました。

しかし、演説開始から数分後、会場で複数の発砲音がありました。

トランプ氏は1発目の発砲音の後に、耳を押さえるような仕草をした後に身をかがめ、シークレットサービスに囲まれて車に避難しました。

トランプ氏の右耳には血のような物が付いていて、現地メディアが負傷している可能性を指摘しています。

トランプ氏は、シークレットサービスに運ばれて車に乗り込む際には右手の拳を挙げて、自らは無事だとアピールしました。

現地メディアは、会場で容疑者とみられる人物が死亡し、また観客の1人が死亡したなどと報じていて、情報が錯綜しています。

トランプ氏の陣営は、「トランプ氏は無事で、医療施設で検査を受けている」との声明を発表しているほか、警護の担当者も犯人について現在調査を進めていると発表しています。

また、ホワイトハウスもバイデン大統領が事件について報告を受けたとしています。

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