【キーウ共同】ウクライナ国家捜査局は15日、訓練キャンプから脱走して隣国モルドバに不法入国しようとしたウクライナ軍兵士が14日、ウクライナの国境警備隊に撃たれて死亡したと発表した。  国家捜査局によると、4人の兵士がキャンプから脱走し南部オデッサ州からモルドバに徒歩で入ろうとした際、国境警備隊に発見された。拘束しようとした国境警備隊に対し、兵士の1人が攻撃してきたため武器を使って応戦したという。国家捜査局は武器使用に問題がなかったかを調べている。  総動員令が出ているウクライナでは、18~60歳の男性の出国が原則禁止。徴兵逃れのため、不法に出国しようとするケースが後を絶たない。


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