ロシア軍の攻撃で損壊した建物=7日、ウクライナ東部トレツク(ゲッティ=共同)
ロシア独立系メディア「ベル」は16日、2022年2月のロシアのウクライナ侵攻開始後に軍への動員や当局の弾圧を避けるため、少なくとも65万人のロシア人が国外に去り、帰国していないとの独自集計を発表した。ロシア側に統計はないため、世界70カ国の公開データや当局者発言、取材で得た情報などを基に分析したという。 集計によると、出国先ではアルメニア(11万人)、カザフスタン、ジョージアといったロシア人がビザなしで長期滞在可能な国々が上位に並んだ。そのほかにユダヤ系ロシア人が多いイスラエル(8万人)、ビザが必要な米国(4万8千人)、ドイツ(3万6千人)が続いた。
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