この催しは、台湾の観光当局などが開いたもので、都内のホテルには、日本と台湾の旅行会社や自治体の関係者など、合わせて180人が集まりました。
催しでは、台湾の伝統舞踊が披露されたあと、担当者が花火と音楽の生演奏が楽しめるイベントや、願い事を書いた灯籠を飛ばすイベントなど、台湾の魅力を紹介しました。
また、会場では4月3日に台湾東部沖で起きた地震からの復旧状況を説明する映像も上映され、台湾有数の景勝地、太魯閣渓谷の周辺で大きな被害を受けたものの、ほかの観光地は通常どおり運営されていると紹介されていました。
台湾当局によりますと、2023年に日本から台湾を訪れた人は延べ92万人余りで、徐々に回復しつつあるものの、新型コロナの感染が拡大する前の2019年の半分以下にとどまっているということです。
台湾観光署の周永暉署長は「太魯閣渓谷を除いて日常が回復しており、安心して旅行を楽しんでいただきたい。日本からの観光客を歓迎したい」と話していました。
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