トランプ前大統領が銃撃された会場付近で撮影された映像に映っていたのは、住民らが指を指す先で屋根の上を這いつくばる、トランプ氏を銃撃し射殺されたトーマス・クルックス容疑者（20）。

映像には「見て、あそこにいる」「あっち！屋根の上にいる！」という声と共に、演説するトランプ氏の声も聞こえ、このあと犯行に及んだとみられます。

またアメリカCNNテレビは、複数の捜査当局者の話として、クルックス容疑者は犯行当日、出勤する予定でしたが、上司に対し「やることがあるので休みたい」と伝え、同僚に対し「翌日には仕事に戻る」と伝えていたと報じていて、計画的に犯行に及んだ可能性があります。

一方、CNNは、イランがトランプ氏の暗殺を企てているとの情報を当局が入手し、この数週間警備を強化していたと報じました。

クルックス容疑者が、イランによる暗殺計画に関与していた形跡はないということです。

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