18日、バングラデシュの首都ダッカで、警察官らと衝突するデモ参加者ら(ロイター=共同)

 【ニューデリー共同】バングラデシュの首都ダッカなどで政府職員採用の優遇枠をなくすよう求める学生らによる抗議活動が激化している。デモ隊と治安当局が衝突し、これまでに6人が死亡。地元メディアによると、18日も衝突が起き、携帯電話のインターネット通信が遮断されるなど市民生活に大きな影響が出ている。  18日の衝突では、デモ隊が道路を封鎖し、警察関連施設に放火。警察側は大学に集まっていたデモ隊に催涙ガスを使ったという。  バングラデシュでは、1971年のパキスタンからの独立戦争に加わった兵士の子息らに、政府職員の採用枠の3割を当てる措置があり、抗議デモが今月に入り激化している。


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