笑顔で手を振るベトナム最高指導者グエン・フー・チョン共産党書記長(右)と中国の習近平国家主席=2023年12月、ハノイ(新華社=共同)
【ハノイ共同】ベトナム共産党最高指導部の政治局は18日、最高指導者グエン・フー・チョン党書記長(80)が病気療養に専念すると発表した。詳しい病状は明らかにしなかった。党内序列2位のトー・ラム国家主席(67)が事実上の代行を務める。外交筋の間では、チョン氏が体調不良で入院中だとの見方が出ていた。 チョン氏は6月20日に首都ハノイでロシアのプーチン大統領と会談して以降、公の場での目立った動静が確認されていない。今月開かれた党内の軍事や公安部門の重要会議も欠席。これらの会議に参加するのが通例だった。 ハノイ市党委員会書記や国会議長を経て2011年に書記長に選出された。
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