【パリ共同】6~7月に総選挙が実施されたフランス国民議会(下院)が18日招集され、新議長にマクロン大統領の中道与党連合のヤエル・ブロンピベ前議長が左派連合の候補を破り再選を果たした。総選挙後の連立交渉でマクロン氏陣営に有利に働くとの見方が出ている。  総選挙では、左派連合が最大勢力となり、与党連合と極右政党の国民連合(RN)が続いたが、いずれも過半数に届かなかった。勢力がほぼ拮抗する三つどもえの結果で政局は混迷している。  マクロン氏は自身の与党連合、右派政党の共和党、左派連合のうち極左政党「不屈のフランス」を除いた政党による穏健な大連立内閣を望んでいる。


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