武見厚労相(資料写真)
【北京=河北彬光】武見敬三厚生労働相は19日、中国の保健衛生当局トップの雷海潮(らいかいちょう)・国家衛生健康委員会主任と北京市内で会談した。厚労相の訪中は2018年7月以来、約6年ぶり。 両氏は、新型コロナウイルス感染拡大の経緯を踏まえ、感染症のワクチンや薬の開発で日中両国が協力することで一致した。会談で武見氏は「一国だけでの開発は完結しなくなっている。ぜひ中国とも開発で協力ができるといい」と語った。武見氏が会談後に記者団に明らかにした。 武見氏は17日から訪中し、北京市トップの尹力(いんりき)・市共産党委員会書記(党政治局員)とも会談。健康をテーマとした国際フォーラムで基調講演をしたほか、日本の無償援助で設立され今年で開設40周年の中日友好医院も視察した。 鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。