【モスクワ共同】ロシア法務省は19日、ロシアのウクライナ侵攻に反対したなどとして、世界的に著名なロシアのピアニスト、エフゲニー・キーシン氏(52)をスパイとほぼ同義の「外国のエージェント(代理人)」に指定したと発表した。  法務省はキーシン氏が「ウクライナ軍への送金を含め、同国軍を支援する資金集めの行事に参加した」などと指摘した。  ロシアメディアによると、10代半ばから世界で演奏活動を続けるキーシン氏は1990年代から海外を拠点に活動し、ロシア以外に英国とイスラエルの国籍も所持。2016年からはチェコの首都プラハに在住する。1986年に15歳で初来日した際には一大ブームを巻き起こした。


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