【エルサレム共同】イスラエルメディアは21日、同国軍が周辺国の親イラン組織からの攻撃激化を警戒し、防空態勢を強化したと伝えた。イエメンのフーシ派に加えて、レバノンのヒズボラやイラク、シリア内の組織の攻撃を想定し、哨戒活動を拡大しているという。イスラエル軍は20日にフーシ派支配地域を空爆し、中東の緊張は高まっている。  フーシ派やヒズボラはパレスチナ自治区ガザのイスラム組織ハマスに連帯し、ガザ停戦の実現までイスラエル攻撃を継続すると表明。ネタニヤフ首相は22日に最大の支援国、米国に向けて出発。バイデン大統領との会談や議会演説に臨み、軍事支援強化などを訴えるとみられる。


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