北朝鮮は、ベラルーシのルイジェンコフ外相が北朝鮮外務省の招きにより、23日から26日までの4日間、北朝鮮を訪問すると、国営通信を通じて22日、発表しました。

北朝鮮の報道を分析しているラヂオプレスによりますと、ベラルーシの外相が北朝鮮を訪れるのは1992年の国交樹立以来、初めてだということです。

キム・ジョンウン(金正恩)総書記はアメリカと対立する国々との関係を強化する外交方針を打ちだしていて、ことし4月にはベラルーシの外務次官が北朝鮮を訪れ、経済や文化面での協力拡大で合意していました。

北朝鮮では、アメリカに勝利したと位置づける朝鮮戦争の休戦協定の締結から7月27日で71年となり、国営メディアを通じてアメリカへの非難を強めています。

北朝鮮としては、ロシアの同盟国とも関係を深め、アメリカへの対抗で連携を強化したいねらいがあるとみられます。

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