ウクライナのキーウ(キエフ)国際社会学研究所のアントン・グルシェツキー所長代理が23日までに共同通信と会見し、50%台にあるゼレンスキー大統領の支持率は十分高いとする一方、ロシアに対する反転攻勢の不首尾などで、政権への国民の不満は大統領個人への批判に変わりつつあると指摘した。  同研究所が発表した今年5月の世論調査では、ゼレンスキー氏を「信頼する」との回答は59%。侵攻直後の22年5月は90%だったが、昨年12月は77%、今年2月は64%と低下傾向が続く。  現時点でのゼレンスキー氏への「信頼」は約55%と述べ、人気があったザルジニー軍総司令官の解任などが「国民を幻滅させた」と指摘した。


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