「金正日軍政大学」を視察する北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記(左)=10日(朝鮮中央通信=共同)
【北京共同】北朝鮮の朝鮮中央通信は11日、金正恩朝鮮労働党総書記が故金正日総書記の名を冠した軍事教育機関「金正日軍政大学」を10日に視察したと報じた。金氏はさらに多くの有能な軍幹部を育成すべきだとした上で、党への忠誠と服従が教育上の「第一の倫理」になると述べた。 金氏は、敵が軍事的対決を選んだ場合はあらゆる手段を投入して「必殺する」とも言及した。寝室のほか食堂も確認し、教職員や学生に夕食として振る舞うための食料を自ら準備したという。 11日の報道で、2017年秋ごろに朝鮮人民軍総政治局長を解任されたとされる黄炳瑞氏が国防省の総顧問に就いていることも確認された。
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