トランプ前大統領の暗殺未遂事件でFBI=アメリカ連邦捜査局の長官は24日、容疑者の男が事件1週間前にジョン・F・ケネディ元大統領の暗殺事件について、インターネットで検索していたと明らかにしました。

FBIのレイ長官は24日、連邦議会下院の公聴会で証言し、トランプ前大統領を狙撃し射殺されたトーマス・クルックス容疑者のノートパソコンを調べたところ、集会への参加を登録した事件1週間前の7月6日に1963年のジョン・F・ケネディ元大統領の暗殺事件に関する情報を検索していたと明かしました。

公聴会で証言したFBIのレイ長官
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また、レイ長官はクルックス容疑者が、トランプ氏が演説するステージから約180m離れた場所で、ドローンを飛ばし、演説の2時間前から約11分間ライブ配信していたほか、現場から8発の薬きょうが見つかったと報告しました。

ただ、犯行に及んだ動機については依然として分かっていないとしています。

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