◆「穏健で合理的な中道保守政治家」
25日、ソウルで韓日議連新会長に就いた抱負を語る朱豪英氏=上野実輝彦撮影
朱氏は裁判官出身で、2004年の初当選以降、連続6回当選のベテラン。李明博(イミョンバク)元大統領に近く、「穏健で合理的な中道保守政治家で、党内の安定や融和が必要な際の『仲裁者』として登板してきた」(聯合ニュース)とされる。 朱氏は会長選出後、記者団の取材に応じ、元徴用工問題や「佐渡島の金山」の世界文化遺産登録など、日韓の歴史問題を巡る認識の差に関して「関係の良くない時期も、議員同士は常に対話し努力してきた。相手の立場に立って配慮、尊重していけば多くの問題は解決していける」と、議員外交の意義を強調。近く、就任あいさつのために訪日したい考えを示した。 総会では、議連の新たな幹事長兼副会長に最大野党「共に民主党」所属で当選4回の閔洪喆(ミンホンチョル)氏を選んだ。 鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。