北朝鮮国営の朝鮮中央通信によりますと、チェ・ソニ外相は24日、首都ピョンヤンで、ベラルーシのルイジェンコフ外相と会談しました。

このなかで両外相はウクライナ情勢などを念頭に国際情勢について意見を交わし、友好関係の強化で一致したということです。

また、ベラルーシ外務省によりますと、両国は、医療、教育、農業、文化など、幅広い分野での関係強化を進めていくことで一致したということです。

さらに、北朝鮮のユン・ジョンホ対外経済相がルイジェンコフ外相と会談し、ベラルーシからの食料の輸入などについて話し合われたということです。

北朝鮮の報道を分析しているラヂオプレスによりますと、ベラルーシの外相が北朝鮮を訪問するのは1992年に国交を樹立して以来初めてだということです。

北朝鮮は先月、ロシアと首脳会談を行い、新たな条約を締結したのに続き、ロシアの同盟国であるベラルーシにも接近し、多国間の連携によって、アメリカに対抗していく姿勢を示しています。

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