【北京共同】中国外務省の劉勁松アジア局長は30日、在中国日本大使館の横地晃首席公使と面会し、日米両政府の外務・防衛担当閣僚による安全保障協議委員会(2プラス2)などの会合で中国に対して後ろ向きな言動が示されたとして「深刻な懸念と強烈な不満」を表明し、厳正な申し入れをして抗議した。中国外務省が31日発表した。  劉氏は日米とオーストラリア、インドの4カ国の協力枠組み「クアッド」の外相会合も問題視した。中国は日米が対中包囲網を強化することを警戒している。


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